【サイン本】亡船記 / 青柳菜摘

【サイン本】亡船記 / 青柳菜摘

販売価格: 2,750(税込)

商品詳細

23cm×16cm 136P
初回入荷分サイン入り
第一刷 1000部発行

アーティスト・詩人として活躍する青柳菜摘による、中原中也賞受賞後第一作となる新詩集『亡船記』。

本作には、6月にサウンドアーティストの細井美結と共同で制作した《新地登記簿》のために書かれた5篇、2022年に十和田市現代美術館や十和田市内の各所で作品を展開した《亡船記》の7篇も収録。ほかにも未発表詩篇を含む、選び抜かれた22篇で構成されています。




青柳菜摘 (あおやぎ なつみ)
1990年東京都生まれ。映像メディアを用いた同時代芸術のアーティストとして、プロジェクトベースに主題を立て作品を発表している。経験の記述化をめぐり、観察、記録、物語(詩文)を手がかりにタイムベースト・メディアの可能性を探究している。2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。プラクティショナーコレクティヴである「コ本や honkbooks」主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。
著書に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『フジミ楼蜂』(ことばと vol.3 所収, 2021)、詩集『家で待つ君のための暦物語』(thoasa, 2021, 第1回西脇順三郎賞候補)、詩集『そだつのをやめる』(thoasa, 2022, 第28回中原中也賞受賞)がある。
近年の主な活動として、個展「亡船記」(十和田市現代美術館サテライト会場 space, 2022)、「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」展(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC], 2024)、国立女性美術館(NMWA)第7回「Women to Watch」候補に選出(2022)、オンラインプロジェクト「TWO PRIVATE ROOMS – 往復朗読」(2020-継続中)、「「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」展(東京藝術大学大学美術館, 2021)、「第10回 恵比寿映像祭」(東京都写真美術館, 2018)、RAM Association主催「ポエトリー・キャンプ 連詩林」Co-ディレクター(2022-)。