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書簡集 それでも変わらないもの / 椋本湧也・編
書簡集 それでも変わらないもの / 椋本湧也・編
販売価格: 2,200円(税込)
商品詳細
17.4cm×12cm 272P
世界22ヵ国で暮らす30名の日本人が手紙に綴った、コロナ時代の生活をめぐる書簡集。
ヘルシンキのデザイナーからケープタウンの庭師、デリーの外交官からチリのお母さんまで。変わりゆく時代の中で、不安に戸惑いながらも続いていく、それぞれの暮らし。
―――
「2020年の初頭に始まった世界的なパンデミックは、僕たちの生活に大きな変化をもたらしました。日常も、仕事も、人間関係も、たった数年前までは想像すらしていなかったような変化が今なお続いています。そんなめまぐるしい日々の中には、この状況でなければ気づけなかったことや、自分の生活を支えてくれたもの、それでも変わらなかったものが誰しもにきっとあるはず。その生活の小さな記憶を、「変化のただなか」から、手ざわりのある形として残しておかなければ、僕たちは本当の意味で次の一歩を踏み出すことができないような気がするのです。僕たちはひどく忘れっぽく、記憶を塗り替えてしまう生き物だから。」
(本文「はじまりの手紙」より)
巻末には作曲家の吉田文がこの本のために書き下ろした楽譜が掲載されています。
藍色の表紙に銀の箔押しがきらりと光る、軽やかで素敵なブックデザインは、注目のデザイナー、脇田あすかが手がけています。
世界22ヵ国で暮らす30名の日本人が手紙に綴った、コロナ時代の生活をめぐる書簡集。
ヘルシンキのデザイナーからケープタウンの庭師、デリーの外交官からチリのお母さんまで。変わりゆく時代の中で、不安に戸惑いながらも続いていく、それぞれの暮らし。
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「2020年の初頭に始まった世界的なパンデミックは、僕たちの生活に大きな変化をもたらしました。日常も、仕事も、人間関係も、たった数年前までは想像すらしていなかったような変化が今なお続いています。そんなめまぐるしい日々の中には、この状況でなければ気づけなかったことや、自分の生活を支えてくれたもの、それでも変わらなかったものが誰しもにきっとあるはず。その生活の小さな記憶を、「変化のただなか」から、手ざわりのある形として残しておかなければ、僕たちは本当の意味で次の一歩を踏み出すことができないような気がするのです。僕たちはひどく忘れっぽく、記憶を塗り替えてしまう生き物だから。」
(本文「はじまりの手紙」より)
巻末には作曲家の吉田文がこの本のために書き下ろした楽譜が掲載されています。
藍色の表紙に銀の箔押しがきらりと光る、軽やかで素敵なブックデザインは、注目のデザイナー、脇田あすかが手がけています。