本とねこと青い自転車 / 辻山良雄
17cm×13cm 208P
東京・荻窪の本屋〈Title〉店主、辻山良雄による随筆集。さまざまな媒体に寄せてきた文章に、新たな書き下ろしを加え、手のひらに収まる小さな一冊に。
神戸で育った少年時代、大学時代を過ごした早稲田の街、これまでの人生で出会ったさまざまな本、そして猫たち。
日々の暮らしのなかでふと立ち止まり、過ぎ去った時間や本との出会い、身近な人や猫の姿に目を向ける。大きな出来事を語るのではなく、何気ない日常に宿る小さな光を、ひとつひとつ拾い集めるように綴られた文章が静かに心に残ります。
イラストレーター・坂本千明による静謐な版画もたっぷりと収録。文章と版画が互いに響き合いながら、一冊のなかに穏やかな時間をつくり出しています。
ーーー
それまでずっと忘れていたが、
世界はいつでも
はじめて触れるものに
あふれている。
日常の埃が堆積し、
開かなくなっていた扉が
すこしだけ開いて、
そのあいだから
光が差しこんできた。
(「ねこのひかり」より)
東京・荻窪の本屋〈Title〉店主、辻山良雄による随筆集。さまざまな媒体に寄せてきた文章に、新たな書き下ろしを加え、手のひらに収まる小さな一冊に。
神戸で育った少年時代、大学時代を過ごした早稲田の街、これまでの人生で出会ったさまざまな本、そして猫たち。
日々の暮らしのなかでふと立ち止まり、過ぎ去った時間や本との出会い、身近な人や猫の姿に目を向ける。大きな出来事を語るのではなく、何気ない日常に宿る小さな光を、ひとつひとつ拾い集めるように綴られた文章が静かに心に残ります。
イラストレーター・坂本千明による静謐な版画もたっぷりと収録。文章と版画が互いに響き合いながら、一冊のなかに穏やかな時間をつくり出しています。
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それまでずっと忘れていたが、
世界はいつでも
はじめて触れるものに
あふれている。
日常の埃が堆積し、
開かなくなっていた扉が
すこしだけ開いて、
そのあいだから
光が差しこんできた。
(「ねこのひかり」より)
