mono kultur #27 : Ryan McGinley

mono kultur #27 : Ryan McGinley

販売価格: 1,512円(税込)

22cm×15cm 44P
一部日本語訳付き(差し込み12ページ)

毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。

本号は、写真家ライアン・マッギンリーの特集です。

二十一世紀の写真を定義づけたとも言える彼の、自然と、色々な光と、怪我と、そして裸に溢れた、刹那的で落ち着きのないイメージ。そんな写真たちが、ほんとうにたくさんの人々を魅了しました。彼の写真に映る人々は、まるで自分たちの様でいて、また自分たちよりもずっと美しく、ずっと普通で、ずっと素直。まさに、「一度体験しておきたかったと誰もが憧れる、過ぎ去りし10代の情景」(本文より)が、彼の写真には溢れています。

20代にして、ホイットニー美術館を始め各国の美術館やギャラリーで展示を開催、そしてオリンピック選手団、ニューヨーク・タイムズなど多数のクライアントワークも、セルアウトすることなく、あくまで彼らしく軽やかにこなす、新時代の写真家。そんな彼の口から紡がれる、意外な程に正直で屈託のない言葉たち。若くして亡くなった友人のアーティスト、ダッシュ・スノウについて話そうとすれば、言葉に詰まる。ドラッグ・クイーンの兄はエイズで無くなった。ケルアックの「路上」が大好きで、でもロバート・フランクは大嫌い。「( まるでおじいちゃんと喧嘩してる様で、どうしようもないから」) ニューヨークのアパートから広大なアメリカの大地へ、そして鍾乳洞から真っ白なスタジオへ…。移り気な彼の気分に合わせるかのように常に変遷してゆくバックグラウンド。その中で全身全霊をかけてとび跳ねたり、落ちたり、走ったり、花火で遊んだり、ケムリにまみれたりする若者たち。予測不可能で瞬発的な何かを追う彼の進化を続けるクリエーションは、人々の心を掴んではな さない魅力に満ちています。

30代半ば、まだまだ若い写真家の、これまでの人生と、未来に開く豊かな可能性を垣間みることが 出来るインタビュー。彼が好きな方はもちろん、写真を愛する全ての人に読んで欲しい、輝かしい一冊です。

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