Familia 保見団地 / 名越啓介

Familia 保見団地 / 名越啓介

販売価格: 3,218円(税込)

22.5cm×17cm 288P

チカーノ・ギャングやスクワッター、スラムなどを訪れ、共同生活を送りながら彼らのリアルな日常をドキュメントし続ける写真家、名越啓介の写真集。

本作は、約3000人前後の日系人労働者(主にブラジル人)が住む、愛知県豊田市保見団地が舞台。

保見団地を訪れた名越啓介の住込みは、10代のブラジル人たちと出会い撮影を繰り返すことで始まる。あるときは、彼らとバーベキューを楽しみ、あるときは、ただただ共に時間を過ごし、思春期のブラジル人たちの目の前に起こる日々を捉え続けた。ヒップホップを始める者、スケートボードに興じる者、暴走族の集会や中学校の卒業式、喧嘩の果ての逮捕劇、出会ったころは18歳だった男の子の成人式、恋愛を経ての出産、そして団地内で行われるクリスマスパーティー。

3年間の生活のなかで、彼らの日常と成長を記録したドキュメンタリー写真、全245枚を収録――。そして名越とともに団地に家を借りたノンフィクション作家、藤野眞功が保見団地の住人、そして名越啓介との生活を綴ったルポルタージュを寄稿し、全288ページの写真集として完成した。

たびたび訪れる日本の四季のなか、昭和の趣を色濃く感じる団地という舞台で、少し異質にも感じられる住民たちの、何気ない喜び、そして失われゆく自由への渇望が綴られる。「月並こそ黄金」。そんな言葉がこぼれ落ちる写真集。

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