工芸青花 8号

工芸青花 8号

販売価格: 13,200円(税込)

30cm×21cm 216P
ラオスの手織布を貼付したページあり
限定1100部

『芸術新潮』『とんぼの本』などの編集を手掛けてきた編集者、菅野康晴さんが新たに立ち上げた「工芸」の雑誌。

雑誌といっても布張り、ハードカバーで限定1000部と、もうこの本そのものが、ある種の工芸品のようなものかもしれません。

世代を問わず、骨董、工芸、建築をもう一歩、深く味わうための指南書です。

■目次

1 坂田和實論1 カケ、カスレ
  ・僕達の選択 高木崇雄

2 スペインのロマネスク サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院
  ・ゆるされる人 金沢百枝
  ・中世の修道院 小澤実

3 沖縄の織物 新出の森政三資料より
  ・「戦前」を伝えるノート 上江洲安亨 
  ・裂地解説 山田葉子

4 民芸以外の柳宗悦 
  ・蒐集と愛蔵のかたち 白土慎太郎
  ・柳宗悦の思想 救済と芸道について 井上治

5 ロベール・クートラスをめぐる断章群2
  ・闇の動線に沿って 堀江敏幸

6 近代と数寄屋 帝国ホテル東光庵
  ・村野藤吾の格闘 内藤廣
  ・劇的な露地 木村宗慎

7 利休にたずねない茶会
  ・緑釉陶器と嵯峨朝の宴 荒川正明
  ・みやびる 山本野人

8 川瀬敏郎の花
  ・深みと軽み 花人のなげいれ 桐谷美香

9 骨董とはなにか
  ・末期の姿を想い見る 杉村理

世界の布
精華抄