空港時光 / 温 又柔

空港時光 / 温 又柔

販売価格: 1,620円(税込)

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19.2cm×12.8cm 176P


『台湾生まれ 日本語育ち』、芥川賞候補作『真ん中の子どもたち』の作家、温又柔による、台北と東京をつなぐ空港を舞台とした連作短編集。エッセイ「音の彼方へ」も収録。


空港という場所では、自分の「国籍」について意識せざるを得ない。それは何色のパスポートを持っているのかということ。
すれ違うだけの人の中にも、まったく違う人生があって、今日という日がある。国とか歴史とか文化とか、見えない大きな括りではなく、目の前のひとりの物語として聴くことができたなら。

温さんの作品の中にはいつも、はっとするような声がある。それぞれの生まれたり育った場所や環境によって異なる“事実”から出る、身近なひとりの人間の声として私たちに届く。