The Saxons of Transylvania / Pascual Martínez + Vincent Sáez

The Saxons of Transylvania / Pascual Martínez + Vincent Sáez

販売価格: 6,270円(税込)

23cm×17cm 152P


スペイン人写真家デュオ、パスクアル・マルティネス(Pascual Martínez)とヴィンセント・サエズ(Vincent Sáez)による作品集。

伝説によると、12世紀半ばにハーメルンのドイツ街にやってきた笛吹き男が地元の子供たちを誘拐した。彼らは山に姿を消し、そして彼らが定住したとされる、7つの都市からなるトランシルヴァニアの洞窟から姿を現すまで地下を旅した。この物語は、国境の町を強化するためにドイツ人の若者たちをトランシルヴァニアに連行した、ハンガリー王・ゲーザ2世による中央ヨーロッパ領土の植民地化政策に影響を受けたと考えられている。その後、熟練したサクソン人たちはその土地に生産的な社会を築き、何世代にもわたってハンガリー人、ルーマニア人、ローマ人と平和に暮らしながら、彼らの独自性を育んできた。

だが、20世紀に入り繰り広げられた戦争と共産主義政権による圧政の結果、今やトランシルヴァニアに残っているサクソン人はほとんどいない。彼らの歴史と遺産は完全に消滅する危険にさらされているのである。

今日、ルーマニアを去った人々の中には、自分たちのルーツを求めて故郷に戻り、彼らの遺産を守るために活動している人たちも存在する。本書は最後のサクソン人たちのアイデンティティ、記憶、伝統、人生経験に関する物語に焦点を当てている。