工芸青花 13号

工芸青花 13号

販売価格: 11,000円(税込)

数量:
30cm×21cm 120P
望月通陽の型染絵を貼付したページあり
限定1100部


『芸術新潮』『とんぼの本』などの編集を手掛けてきた編集者、菅野康晴さんが新たに立ち上げた「工芸」の雑誌。雑誌といっても布張り、ハードカバーで限定1100部と、もうこの本そのものが、ある種の工芸品のようなものかもしれません。

世代を問わず、骨董、工芸、建築をもう一歩、深く味わうための指南書です。


今号の記事は、西洋中世のロマネスク美術・スイスのロマネスク ミュスタイアのザンクト・ヨハン修道院をたずねて。東京の日本民藝館でひらかれた「柳宗悦の『直観』─美を見いだす力」展について、ロベール・クートラスをめぐる断章群など。



■目次

1 スイスのロマネスク ミュスタイアのザンクト・ヨハン修道院
Romanesque Art in Switzerland, Kloster St. Johann in Mustair
 ・尼僧院の椅子 金沢百枝
 ・カール大帝の修道院 小澤実

2 川瀬敏郎の花 杉本家住宅
Flowers by Toshiro Kawase at Sugimoto Residence in Kyoto
 ・花に偲ぶ文人―父・杉本秀太郎 杉本歌子

3 民藝と美
The Beauty in Mingei
 ・柳宗悦の「直観」 月森俊文
 ・脳にとって美とはなにか 前橋重二

連載 Series
 ・ロベール・クートラスをめぐる断章群7 堀江敏幸

扉の絵
精華抄