田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」タルマーリー発、新しい働き方と暮らし / 渡邉 格

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」タルマーリー発、新しい働き方と暮らし / 渡邉 格

販売価格: 869円(税込)

数量:
15cm×10cm 276P

再入荷しました。


現在は鳥取県で、自家製天然酵母パンとクラフトビールの製造販売をしながらカフェの営業をしている人気店​、タルマーリーの店主、渡邉格による仕事と生き方論。

いわゆるビジネス書とは一線を画す「生きること」そのものへの哲学・思想がぎゅっと詰まった1冊です。豊かな社会とは一体何なのか。じっくり噛みしめて読みたい当店ロングセラー。


<著者・渡邉格(わたなべ いたる)から読者のみなさんに>
まっとうに働いて、はやく一人前になりたい――。回り道して30歳ではじめて社会に出た僕が抱いたのは、ほんのささやかな願いでした。ところが、僕が飛び込んだパンの世界には、多くの矛盾がありました。過酷な長時間労働、添加物を使っているのに「無添加な」パン……。効率や利潤をひたすら追求する資本主義経済のなかで、パン屋で働くパン職人は、経済の矛盾を一身に背負わされていたのです。

僕は妻とふたり、「そうではない」パン屋を営むために、田舎で店を開きました。それから5年半、見えてきたひとつのかたちが、「腐る経済」です。この世でお金だけが「腐らない」。そのお金が、社会と人の暮らしを振り回しています。「職」(労働力)も「食」(商品)も安さばかりが追求され、その結果、2つの「しょく(職・食)」はどんどんおかしくなっています。そんな社会を、僕らは子どもに残したくはない。僕らは、子どもに残したい社会をつくるために、田舎でパンをつくり、そこから見えてきたことをこの本に記しました。いまの働き方に疑問や矛盾を感じている人に、そして、パンを食べるすべての人に、手にとってもらいたい一冊です。