長距離漫画家の孤独 / エイドリアン・トミネ

21cm×15cm 168P
初版限定:ゴムバンド付きノートブック特製仕様


再入荷しました。



アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手、エイドリアン・トミネによる自伝コミック。

洗練されたグラフィック・ノヴェルと「ニューヨーカー」誌のカバーで知られ、代表作『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』が映画化(ジャック・オディアール監督『パリ13区』)されるなど、いまアメリカで最も活躍している漫画作家エイドリアン・トミネ。彼がいかにして数多の屈辱・災難を乗り越えてグラフィック・ノヴェリストとして名声を築いたかを、ユーモア溢れるほろ苦いタッチで描く傑作回想録!


2001年から20年以上、ずっと注目してきた作家は、今やグラフィック・ノヴェルの押しも押されもせぬ巨匠となった。それなのにこの謙虚さ、慎ましさ、笑ってしまうほどの卑屈さ!年を経ても変わらぬこの作家のエモさの正体が見えた気がした。
江口寿史(漫画家・イラストレーター)