tattva vol.8 特集:お金

tattva vol.8 特集:お金

販売価格: 2,200円(税込)

21cm×15cm 224P

再入荷しました。


現代社会に横たわる、いますぐには答えが出せない問題や問いに対峙するために、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を届ける雑誌『tattva』の8号。


今号の特集テーマは「お金」。

お金とは何か? 使い方とその仕組み

稼ぎ方や貯め方は焦点が当てられるのに、使い方はあまり語られないのはなぜ? 給料はどうやって決まる? 安くて良いものは商売として成立する? お金とは、いったい何者だ!

8号の特集テーマは「お金」です。私たちは、暮らしていくための貨幣を手に入れなければならない社会に生きています。そして手に入れるなら、できるだけ効率的にしたい。しかしそこにだけ注視していると、社会から様々なものが抜け落ち、また生まれなくなっていく現実もあります。

また、儲け方と使い方がおおっぴらに話されることは少なく、お金というシステムとどのように付き合うかは、多くにとっていまだ未成熟な分野だと思われます。お金とは何か?お金が使われるシステムと社会の関係、そして使われ方は?お金に対してどう意識的になるかを哲学、文学、政治、ビジネス、ファッションなど、身近なお金との数多の接点から考える特集です。


【コンテンツ】

◎お金の「つくりかた」

通貨とは何か?誰が世界を支配しているのか? 
ヤニス・ヴァルファキス

美しき矛盾:LVMHのブランド育成法 
ベルナール・アルノー



◎特集:

資本主義の本質は独占ではなく、循環である─渋沢栄一とサン=シモン主義
鹿島 茂

賃金を決めるものとは何か?
神林 龍

モノの交換と言葉の交換が拡げる人間主義的資本主義
岩崎春夫

そして教養はお金儲けのツールになった
レジー

等価交換の外側で─定価に変換できない価値
田中宗一郎×三船雅也

「いいもの安く」は持続可能なのか
飯田泰之

スマート社会の犠牲にならない
戸谷洋志

私たちの関係をとり結ぶ、モノとしての貨幣
比嘉夏子

国のお金の使い道が異なる理由はなんだろう?「幸せ」の選択肢について考える
朴 沙羅


◎寄稿・連載:

武邑光裕/牧 貴洋/植木啓子/矢島進二/清水佑介/飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/熊谷聖司/奥野紗世子/草野庸子/酒井麻衣/福井 夏/村上雄一/本山敬一/Rumi Nagasawa/和田彩花/青柳文子/小谷実由/Licaxxx/チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木謙介/ほか