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アマルコルド:類推と建築 / ディオゴ・セイシャス・ロペス(著)、佐伯達也(訳)
商品詳細
従来の出版形態では埋もれがちな、短いけれども価値のある建築家による論考を、軽やかな手紙のような本として刊行していく「FORGET ESSAYS叢書」。
本作には、建築史家のケネス・フランプトンによって「我々のロッシの理解を変容させる非常に繊細で洗練された研究」(Domus 1014)として評価された『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』の著者、ディオゴ・セイシャス・ロペスによる論考を収録しています。
「形態は表象に従う!」
フェリーニの映画が記憶を再構成し、現実と想像を織り交ぜながら新たな物語を紡ぎ出すように、 建築家は自身の記憶とイメージの集積を通じて建築を生み出していく。 ポルトガルの建築家ソウト・デ・モウラにとって、建築における類推とはたんなる形態的な参照や引用を超えて、 「精神的なノイフェルト」から引き出されたイメージを建築へと変換するプロセスである。 そこに建築家の責務と個人的な嗜好を両立する手法としての類推的思考の可能性が見出される。
表題作のほか、ディオゴ・ロペスと映画の関係、ミゲル・ゴメスの「歓びのメランコリー」、スイスにおけるロッシの類推的手法の独自の発展を追った、 訳者あとがき「記憶のモンタージュ」を収録。
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