文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学 / 宮崎智之、山本莉会

文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学 / 宮崎智之、山本莉会

販売価格: 1,760(税込)

商品詳細

19cm×13cm 164P


犬好き文芸評論家・エッセイストの宮崎智之と、猫好き日本文学マニアの文筆家・山本莉会による、文豪と作品の意外な関係を綴った、犬も猫も日本文学ももっと大好きになる往復書簡集。

目次

■はじめに

1、 夏目漱石+犬 
  「猫」ではない大文豪の真実

2、 内田百閒+猫 
  ノラ帰らず、涙目の日々

3、 志賀直哉+犬
  「駄犬」呼ばわりしていたのに

4、 谷崎潤一郎+猫 
  私は思い通りに使われたい

5、 川端康成+犬 
  涙をぽろぽろ流して泣く犬もいた

6、 森茉莉+猫 
  コカ・コーラの瓶の目から見た人間界

7、 幸田文+犬 
  動物のからだで一番かわいいところ

8、室生犀星+猫 
  人はいかにして猫に目覚めるか

9、 坂口安吾+犬 
  「堕落論」と犬

10、三島由紀夫+猫 
  天才が愛した美の獣

11、遠藤周作+犬 

  「合わない洋服」を着こなすために
12、二葉亭四迷+猫 
  人畜の差別を撥無して

■おわりに