- ホーム
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > プレイ・ダイアリー / 大前粟生
プレイ・ダイアリー / 大前粟生
商品詳細
読むこと/演じること。そこには加虐も被虐も潜んでいる――。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』など数々の話題作で知られる大前粟生が、新たな文体で挑んだ圧巻の日記文学!
〈「女の子は笑顔でいた方がいいよ」グロテスクだと思う。
そう思ったのは、私。〉
スカートめくりをする男子を目撃して泣いてしまった三田菜月ちゃんは、先生に「女の子は笑顔でいた方がいいよ」と声をかけられて以来ずっと笑顔だった。笑顔を絶やさなかった菜月ちゃんは勝手な欲望や加害の対象になっていった。七歳から二十六歳までの菜月ちゃんを演じる私は、彼女を解釈してしまう暴力性に怯えながらも、やがて役に喰われていく――。「演じる」を記した、祈りの日記。
痛みという方法しか取ることができなかった菜月ちゃん。
あなたを演じたこの身体は、菜月ちゃんを連れて、生きていこう。
遠くで今起きている戦争と、過去にここで起きた戦争。マンション修繕工事の耐えられない轟音のなか、私は今・ここで、目を背けずに知り続けなくちゃいけない。現在を誠実に生きようとすればするほど傷つく私の小さくて大きな抵抗の日記を描いた短編「小さくて大切な場所を守るための日記」も収録。
こちらもおススメ!
-
カメラを止めて書きます / ヤン ヨンヒ
2,200円(税込)
19cm×13cm 256P 『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』で知られる映画監督である著者が、自らの家族にカメラを向けた「家族ドキュメンタリー映画3部作」のビハ…
-
わたしたちの停留所と、書き写す夜 / キム・イソル(著)、小山内園子(訳)
2,200円(税込)
19cm×13cm 136P 注目の韓国文学作家、キム・イソルの初の単行本邦訳となる中編小説。 わたしの言葉を、 わたしはまだ取り戻せるだろうか。 40代未婚の「わたし」…
-
文学カウンセリング入門 / チン・ウニョン、キム・ギョンヒ、吉川凪 (翻訳)
2,420円(税込)
21cm×15cm 228P 再入荷しました。 「読むこと」と「書くこと」が、こんなにも静かに人を癒やす。 ―文学が“カウンセリング”になるという、新しい読書のかたち― 韓国…
-
夜明けと音楽 / イ・ジェニ
2,200円(税込)
19cm×13cm 240P 再入荷しました。 なくなったものの痕跡をたどり、孤独とともに創作する詩人イ・ジェニが綴るエッセイ集。 夜の闇に流れる、長く静かな時間に立ち上がる静謐な…
-
無理して頑張らなくても / チェ・ウニョン(著)、古川綾子(訳)
2,860円(税込)
19cm×13cm 240P 当店でもロングセラーとなっている『ショウコの微笑』や『わたしに無害なひと』で知られる注目の韓国人作家、チェ・ウニョンによる短編小説集。 友達との心の距離に…
-
ケアする心 / キム・ユダム
2,420円(税込)
19cm×13cm 253P 韓国社会と向き合った優れた作品に贈られるシン・ドンヨプ文学賞を受賞している女性作家、キム・ユダムによる注目の短篇小説集。 祖母の看病をする長男の嫁、育休中…
-
散文の連なりについて / 高塚謙太郎
2,530円(税込)
19cm×13cm 140P 詩集『量』でH氏賞を受賞した詩人、高塚謙太郎による約4年ぶりとなる待望の新詩集。 目の前の日々を、風景を、つぶさに観察し、自己との往来を重ねながら、なぞる…
-
私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている / 古賀及子
1,870円(税込)
19cm×13cm 280P 注目のライター、エッセイスト、そして日記文学の新鋭として各界が注目する古賀及子が明かす、みんなに読まれる日記の秘密。 「文学フリマ」が毎回入場者数を更新…
-
かなわない / 植本一子
1,870円(税込)
18.8cm×13cm 288P 再入荷しました。 育児日記『働けECD』から5年。写真家・植本一子が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、苦悩、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩…
-
たのしい保育園 / 滝口悠生
2,200円(税込)
19cm×13cm 224P 再入荷しました。 小説家、滝口悠生による最新小説。父娘のなにげない日常を様々な角度から描き、いままで言語化されていなかった「育児」のディティールが驚くべ…