「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ / 長島有里枝
「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ / 長島有里枝
販売価格: 3,630円(税込)
商品詳細
19.5cm×13.4cm 387P
再入荷しました。
1990年代に『女の子写真』『ガーリーフォト』として、同世代の多くの女性に影響を与え、一大「写真ブーム」を巻き起こしたムーブメントを、HIROMIXや蜷川実花と並び、その中心的な担い手であった木村伊兵衛写真賞受賞作家、長島有里枝、自らが問い直した本書。
当時の「技術的につたない」「半径5メートル以内しかない視野の狭さ」「機械に弱い女性」などの紋切型の批評、そして写真賞受賞者の性差を強調し、女性写真家たちを若さのうちに葬り去ろうとするさまざまな言説を、ジェンダーの視点から検証する。
本書はまた、これまで十分な分析がなされてこなかった1990年代の女性写真家たちがとった「セルフポートレイト」と「ヘアヌード」写真ブームの関係性についての検討を試みる。「ヘアヌード」写真ブームとは、一体何だったのか。撮る側と撮られる側の権力関係に、彼女たちはどう向き合ったのか。
写真界、アート界に限らず、現代が、いかにジェンダー・バイアスにまみれているかを容赦なく暴き出し、痛烈に批判した渾身の1冊。
再入荷しました。
1990年代に『女の子写真』『ガーリーフォト』として、同世代の多くの女性に影響を与え、一大「写真ブーム」を巻き起こしたムーブメントを、HIROMIXや蜷川実花と並び、その中心的な担い手であった木村伊兵衛写真賞受賞作家、長島有里枝、自らが問い直した本書。
当時の「技術的につたない」「半径5メートル以内しかない視野の狭さ」「機械に弱い女性」などの紋切型の批評、そして写真賞受賞者の性差を強調し、女性写真家たちを若さのうちに葬り去ろうとするさまざまな言説を、ジェンダーの視点から検証する。
本書はまた、これまで十分な分析がなされてこなかった1990年代の女性写真家たちがとった「セルフポートレイト」と「ヘアヌード」写真ブームの関係性についての検討を試みる。「ヘアヌード」写真ブームとは、一体何だったのか。撮る側と撮られる側の権力関係に、彼女たちはどう向き合ったのか。
写真界、アート界に限らず、現代が、いかにジェンダー・バイアスにまみれているかを容赦なく暴き出し、痛烈に批判した渾身の1冊。