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あいたくて ききたくて 旅にでる / 小野和子
商品詳細
再入荷しました。
民話採訪者・小野和子が、50年にわたり東北の村々を訪ね、一軒一軒の戸を叩いて乞うてきた「民話」と、語り手とのやり取りを綴った18話を収録した1冊。
語られた話から見え隠れする、記録には残らない土地の記憶、歴史の影に隠れた先住者への想い。そして、語られた話を「施された尊い言葉」と言い、語り手と語られた話に真摯に向き合う著者の背中の清々しさに、胸を打たれます。
人と話をすること、協働すること、手渡すということ。
この本を読む私たちの手の中にも「施された尊い言葉」が確かな重さを持って感じられます。
濱口竜介(映画監督)、瀬尾夏美(アーティスト)、志賀理江子(写真家)による寄稿、本表紙や本中には志賀理江子が撮りおろした写真が掲載されています。
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