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ツキノワ木彫り熊ノート / 増子博子、是恒さくら
商品詳細
再入荷しました。
画家・増子博子と美術家・是恒さくらが、かつて、岩手県の葛巻町で木彫り熊を彫っていた人物がいたという話をもとに、そのルーツやその後のことを、東北や北海道を旅しながらリサーチし、まとめた1冊。
〈葛巻で彫られていたという木彫り熊は、北海道土産に見られるヒグマなのか、それとも本州のツキノワグマへと変容していったのか〉
〈北海道へ売られていたとしたらどんなルートを辿り、どこで売られていたのか〉
本書では、その行方を尋ねた聞き取りや旅路の中で見つかった、上高山兼太郎作の木彫熊を写真で紹介するとともに、葛巻町や岩手県内での聞き取り、木彫り熊を扱う業者や木彫り熊の蒐集、研究をしている方々からの聞き取りや、木彫り熊を訪ねた旅の記録を綴りつつ、増子、是恒がそれぞれ探ってきた問いへの現段階での返答を、ドローイングやエピソードを交えて記しています。
昭和30年代に始まった北海道観光ブームの頃、木彫り熊生産は最盛期を迎えました。北海道内だけではその生産が追いつかず、道外でも彫られ、移入されていました。木彫り熊ブームは、北海道外の彫り手達にも影響を与えていたのでしょう。その支流は葛巻にも注いでいたのです。お土産として人から人へ、土地から土地へと旅して行った木彫り熊達を、現代の表現者たちの視点で追いかけます。
『熊彫 〜義親さんと木彫りの熊〜』と併せてぜひどうぞ〜。
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