CALDER: UN EFFET DU JAPONAIS / Alexander Calder

CALDER: UN EFFET DU JAPONAIS / Alexander Calder

販売価格: 10,120(税込)

商品詳細

27.3cm×21.6cm 184P


アメリカ人アーティスト、アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)の作品集。2024年5月から9月にかけて、東京の「麻布台ヒルズ ギャラリー」で開催されている展覧会に伴い刊行された一冊。

本展は東京では35年ぶりの作者に特化した展覧会となり、作者の芸術がいかにして日本の文化や美意識と共鳴し続けているかを探る企画である。

作者は過去一度も日本を訪れることはなかったが、生前、多くの日本人芸術家や詩人に広く知られ受け入れられていた。「コールダー財団(Calder Foundation)」が所蔵する1930年代から1970年代にかけて制作された作品98点を豊富なインスタレーション写真で紹介する本書は、テキストを日英バイリンガルで収録し、モビール、スタビル、スタンディング・モビール、油彩画、紙に描いた作品など、作者の作品群へ新たな光を当てている。

アメリカ人モダニストが織りなすこの芸術と日本の伝統や美学との恒久的な共鳴を探る本書では、多様な面々が文章を寄せる。「コールダー財団」の理事長を務め、作者の孫であり、本展を企画したアレクサンダー・S・C・ロウワー(Alexander C. Rower)、財団の長きにわたる協力者であり、日本の建築や素材をエレガントかつモダンな文脈で取り入れ、会場と作品にあわせて特別に展覧会の会場デザインを手がけた建築家の後藤ステファニー(Stephanie Goto)、ギャラリー「ペース(PACE)」のCEOであるマーク・グリムシャー(Marc Glimcher)、財団のリサーチ&出版部門ディレクターのスーザン・ブラウアー・ダム(Susan Braeuer Dam)、詩人でエッセイストのジェーン・ハーシュフィールド(Jane Hirshfield)、作家のジーン・マクゲリー(Jean McGarry)、詩人、美術評論家であり埼玉県立近代美術館館長の建畠晢による執筆を掲載している。

デザインは牧浦知、高見澤美寧、アレクシス・リーベス(Alexis Liebes)が手がける。