故 古田一晴を偲ぶ 黒いエプロン / 野口あや子

故 古田一晴を偲ぶ 黒いエプロン / 野口あや子

販売価格: 500(税込)

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商品詳細

19cm×13cm 28P


名古屋在住の歌人、野口あや子による短歌ZINE。

2023年に、惜しまれつつ60余年の歴史に幕を下ろした、ちくさ正文館書店本店。その店長を長年務めた故・古田一晴氏を偲んで詠った短歌、37首とエッセイ2編を収録。


人文書コーナーはまるでこのひとの静脈動脈、背表紙揺らす

残されたものが絶え絶え泣きしのちあなたを吸ってまたつくりだす



野口あや子(のぐちあやこ)
1987年岐阜生、名古屋在住。
2006年、「カシスドロップ」にて短歌研究新人賞受賞。2010年、第一歌集『くびすじの欠片』にて現代歌人協会賞を最年少受賞。ほか歌集『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月一エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。第一〜五回笹井宏之賞選考委員。2019年11月号「小説新潮」にて短編「ジュリアナ様」で小説デビュー。ホストの短歌を歌集にした『ホスト万葉集』では歌人・俵万智、小佐野彈とともに編者を務める。X(旧Twitter)では短歌の個人オンラインコーチング「野口と短歌ラリー」「野口とお悩み解決」を常時開催中。名古屋芸術大学非常勤講師。