デレク・ジャーマン:ダンジネスの陰影に楽園を / 奥宮誠次

デレク・ジャーマン:ダンジネスの陰影に楽園を / 奥宮誠次

販売価格: 2,750(税込)

商品詳細

29cm×21cm 28P
200部超限定

写真家、奥宮誠次がデレク・ジャーマンのダンジェネスの庭に通い続け撮影した写真集。

デレク・ジャーマン(1942–1994)は、イギリスの映画監督、舞台美術家、作家、造園家で、その独創的かつ実験的な作品で世に知られています。彼は1986年、HIV陽性と診断されたことをきっかけに、ダンジェネスのプロスペクト・コテージに移り住みました。土地は荒涼としていて原子力発電所も近い。彼は捨てられ朽ちていくものを使って囲いのない庭を作り続けました。

写真家の奥宮誠次さんは、数年間にわたりダンジェネスの庭にデレクを訪ね、写真を撮影。デレクの死後、英国の芸術劇場で催された回顧展に出展するはずが、訳あって奥宮さんの写真の多くが紛失しました。時は流れ、残されたわずかな写真で本書は構成されています。

リソグラフ2色のダブルトーン、カバーにはリソグラフのマスターが巻かれています。