台風一過 / 植本一子
台風一過 / 植本一子
販売価格: 2,035円(税込)
商品詳細
17.8cm×13cm 304P
サイン入り
再入荷しました。
自分自身として生きること、自分たちの家族をつくること――。気鋭の写真家が模索した鮮烈なるドキュメント。
2018年1月、ラッパーの夫・ECDが亡くなった。いなくなってしまった人との対話、新しい出会い、進んでいく時間。休業宣言を経て、再び自分と向き合うために作家は筆をとった。
植本さんは、自分のことも人のことも、あきらめないと決めたんだなと思う。名前のない新しい関係をつくるのは、とても丁寧に相手に向き合うということだろう。恋人、とか言ってしまえば簡単だけど、そうしないのであれば、お互いが”どうありたいか”をひとつずつ、確認していくしかない。それはハードなことに思えるけど、本来はもっとも健全な状態なのではないだろうか。
血縁や戸籍ではなく、”共に生きる”という自分の意志に基づいた「家族」の在り方。
周囲の人々の「みんなで子どもたちを支えていこう」「半分お父さん」といった言葉たちが、制度とか枠組みを先に決めていくものではない、ごく個人的で流動的な、無理のない関係が築けていることを感じさせてくれる。
作家・植本一子のこれからが、ますます楽しみになる一冊。
サイン入り
再入荷しました。
自分自身として生きること、自分たちの家族をつくること――。気鋭の写真家が模索した鮮烈なるドキュメント。
2018年1月、ラッパーの夫・ECDが亡くなった。いなくなってしまった人との対話、新しい出会い、進んでいく時間。休業宣言を経て、再び自分と向き合うために作家は筆をとった。
植本さんは、自分のことも人のことも、あきらめないと決めたんだなと思う。名前のない新しい関係をつくるのは、とても丁寧に相手に向き合うということだろう。恋人、とか言ってしまえば簡単だけど、そうしないのであれば、お互いが”どうありたいか”をひとつずつ、確認していくしかない。それはハードなことに思えるけど、本来はもっとも健全な状態なのではないだろうか。
血縁や戸籍ではなく、”共に生きる”という自分の意志に基づいた「家族」の在り方。
周囲の人々の「みんなで子どもたちを支えていこう」「半分お父さん」といった言葉たちが、制度とか枠組みを先に決めていくものではない、ごく個人的で流動的な、無理のない関係が築けていることを感じさせてくれる。
作家・植本一子のこれからが、ますます楽しみになる一冊。