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茶の本 / 岡倉天心

茶の本 / 岡倉天心

販売価格: 654(税込)

商品詳細

14.8cm×10.5cm 104P



日露戦役直後、1906年に出た文明論の名著。ボストン美術館の東洋部門を司る岡倉天心が英文で世に問うた三部作の最後をかざる。古典の風格と親しみやすさが同居する、美術史家・宮川寅雄の翻訳。


茶道は、日常生活の俗事のなかにあって美しいものを崇敬する一種の儀式である。


「世の中そのものが馬鹿馬鹿しいというのに、どうしてまじめでいられようか
もののつりあいを保ち、自分の地位を失うことなしに他人に譲ることが、浮世の芝居で成功をおさめる秘訣である。」岡倉天心