STANDART vol.19

商品詳細

25cm×18cm 132P

世界中のコーヒーにまつわる物語を紹介するオルタナティブなコーヒーマガジン『STANDART』。

今号のキーワードは「くじ引き」、「バックパック」、「コーヒー」。

生産国ウガンダの話やコーヒー抽出に使う水のアルカリ度に関するギークな記事から始まる19号。国内外の路上でコーヒーを振る舞うフリーコーヒーに取り組む西川 昌徳さんの物語は、コーヒーの懐の広さを感じずにはいられません。ヒップホップ愛溢れる書道家万美さんのインタビューからは、伝統と革新の間にある葛藤に、業界や立場は違えど境遇を重ねる人も多いはず。

フォトエッセイでは、新型コロナの猛威から世界中の都市が少しずつ立ち直りを見せる中、都市部のコーヒーショップに蘇りつつある喧騒を、ロンドンとマンハッタンという二つの街の視点で眺めてみます。頭の中で音楽や人のざわめきが聞こえてくるような活気を感じてください。

特集記事は、くじ引きがコーヒーサプライチェーン、ひいてはコーヒー業界をどのように改善しうるかを探る「くじ引き民主主義の可能性」。国や地域、組織の代表者を選出するうえで一般的に用いられる投票という手段は、一見公正なようで、実は不公平な実力主義をもたらすリスクを抱えています。一体なぜくじ引きがその代替となりえるのか?

今号もコーヒーを起点に世界を見渡した興味深い記事が並んでいます。