- ホーム
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新しい自我 「ふつう」を見いだす闘い / 堀江敏幸、大竹昭子
新しい自我 「ふつう」を見いだす闘い / 堀江敏幸、大竹昭子
商品詳細
随筆・小説・書評・写真論など文筆業のほかトークやリーディングなどノンジャンルで活動する作家、大竹昭子のセルフ出版「カタリココ文庫」。
本書は、作家・堀江敏幸と大竹昭子の対談、及び堀江の未発表の随想を収録。
収録した対談は2012年に名古屋で開催したトークイベントの際のもの。堀江の生地である多治見に近かったこともあり、幼少期の記憶、持って生まれた自分の性格、地域ごとの言葉の差異など、東京では聞くことの出来ない話題が繰り広げられています。また堀江は東日本大震災の前後にあたる時期に3つの詩をつづけて書いています。発表したのはそれぞれ別の媒体ですが、連作として綴られたものであり、対談では創作にいたる経緯と思いが語られています。本書では3作すべてが読めます。
巻末に載せた堀江の随想は、ある企画のために書いたにもかかわらず、未掲載に終わった原稿。なぜボツになったかは対談の山場ともいえる箇所であり、「『ふつう』」を見いだす闘い」という副題もそこにつながってきます。
一見、「闘う」というイメージからほど遠く、また自身の来歴についても積極的に語ることのない堀江敏幸の核心部分に触れた、貴重な1冊です。
こちらもおススメ!
-
対談と掌篇『嘘がつけない人』 / 小山田浩子、大竹昭子
990円(税込)
-
五感巡礼 / 大竹昭子
990円(税込)
-
大竹昭子 短文集 『室内室外 しつないしつがい』
990円(税込)
-
超二流の写真家 / 大竹昭子
990円(税込)
-
鶴見俊輔、詩を語る / 鶴見俊輔、谷川俊太郎、正津勉
2,420円(税込)
-
アジアを読む文芸誌『オフショア』第一号
1,760円(税込)
-
個人メディアを十年やってわかったこととわからなかったこと ― オルタナティブ・ネット・音楽シーン / 山本佳奈子
1,100円(税込)
-
スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統 / 大竹昭子
990円(税込)
-
電子と暮らし / 西島大介
2,090円(税込)
-
ポール・ヴァーゼンの植物標本 / ポール・ヴァーゼン、堀江敏幸
2,200円(税込)