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新しい自我 「ふつう」を見いだす闘い / 堀江敏幸、大竹昭子
商品詳細
随筆・小説・書評・写真論など文筆業のほかトークやリーディングなどノンジャンルで活動する作家、大竹昭子のセルフ出版「カタリココ文庫」。
本書は、作家・堀江敏幸と大竹昭子の対談、及び堀江の未発表の随想を収録。
収録した対談は2012年に名古屋で開催したトークイベントの際のもの。堀江の生地である多治見に近かったこともあり、幼少期の記憶、持って生まれた自分の性格、地域ごとの言葉の差異など、東京では聞くことの出来ない話題が繰り広げられています。また堀江は東日本大震災の前後にあたる時期に3つの詩をつづけて書いています。発表したのはそれぞれ別の媒体ですが、連作として綴られたものであり、対談では創作にいたる経緯と思いが語られています。本書では3作すべてが読めます。
巻末に載せた堀江の随想は、ある企画のために書いたにもかかわらず、未掲載に終わった原稿。なぜボツになったかは対談の山場ともいえる箇所であり、「『ふつう』」を見いだす闘い」という副題もそこにつながってきます。
一見、「闘う」というイメージからほど遠く、また自身の来歴についても積極的に語ることのない堀江敏幸の核心部分に触れた、貴重な1冊です。
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