家族と厄災 / 信田さよ子

家族と厄災 / 信田さよ子

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商品詳細

18.8cm×12.8cm 192P
サイン本


『アダルト・チルドレン』『タフラブ』『母が重くてたまらない』など、家族問題に長年たずさわる臨床心理士が、当事者の語りを元に見つめた、その再生の軌跡。2020年から2022年末にかけ、世界規模の変化がめまぐるしく起きるなかで、“危機の時代”の家族のありようを鮮烈に描写したエッセイ。

パンデミックは、見えなかった、見ないようにしていた家族の問題を明るみにした。
三密回避、外出の自粛、「家」の中に閉じ込められた、家族で最も弱い立場に置かれた女性たちは、どのように生きのびようとしたのか。

家族とは何か、母と娘とは、政治が家庭に押しつけたものは。

忘れてはいけない。行動が規制されなくなっても、マスクをする機会が減っても、「終わらない非日常」を生きる女性たちがいる。
自分の家族は大丈夫、そう思う人こそ、読んでほしい一冊です。