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沈んだ名 故郷喪失アンソロジー / 藤井佯(編)
商品詳細
様々な理由で「故郷」を「喪失」した書き手たちが、「故郷喪失」をテーマに書いた全13編の小説・エッセイと論考1編を収録したアンソロジー。
故郷を喪失しているという状態は一体いかなることだろうか? そもそも故郷とは何なのか、失う故郷が自身にあるのか、喪失とはいったいどういった状態を指すのか、もしかすると自分も当事者なのではないか。
多層な「故郷喪失」にまつわる表現が集結した一冊です。
【収録作品】
いとー「あらかじめ決められた喪失者たちへ」
城輪アズサ「ロードサイド・クロスリアリティの消失」
闇雲ねね「これはあくまで私の話」
オザワシナコ「採集作業」
江古田煩人「帰郷の旅路」
伊島糸雨「塵巛声」
万庭苔子「回転草(タンブルウィード)」
藤井佯「安全で安心な場所」
湊乃はと「遺愛」
灰都とおり「絶対思想破壊ミーム小夜渦ちゃん」
神木書房「祝杯」
犬山昇「壊れていくバッハ」
玄川透「富士の雅称」
藤井佯「ながいあとがき」
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