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日常をうたう〈8月15日の日記集〉/ 椋本湧也・編
商品詳細
本書の編者である椋本湧也が、94歳の自身の祖母に太平洋戦争をめぐるインタビューを行い、その録音を聴いた27名の同世代に「8月15日」の日記を綴ってもらった日記集。
"日本では戦争を体験した世代が数を減らし、離れた土地では戦争が長期化するいま。戦争を体験していない私たちには何ができるだろう。94歳の祖母に話を聞くと、戦争が終わって最も嬉しかったのは「部屋の電灯が明るいこと」だったと教えてくれた。そしてこう思った。戦争とは日常を奪うものであり、なにげない日常こそが私たちを存在させてくれているのではないか、と。"
(「はじめに」より)
あの日を、あの時代を想像しながら、今一度、ここにある日常を見つめてみること。
戦時下の記憶をめぐる祖母へのインタビューと、寄稿者による自身の日記の朗読を収録した『音声版』を聞くことができるQRコードも付属。
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