つち式 二〇二〇

商品詳細

25cm×18cm 80P


「生きる」という、今や比喩表現でしかないこの営みを、あくまで現実的に根柢から生き直そうとする試み。異種生物たちを利用し、異種生物たちに利用されながら成り立つ人間の生の本然を炙り出す、より生きるための「ライフマガジン」。

大阪から奈良県宇陀市に移住し6年、稲作や養鶏を行いながら里山生活をしている著者が綴った2020年の記録。

多くの種が入り乱れる「歪」な里山は混沌としながらも肥沃な土壌を生成する。
植物、動物と人間による絶えざる交流を思索する、二百年の里山構想とは。人類学者、磯田和秀との対談も収録。


またとない生を十全に生き尽くすための書。


[目次]
巻頭宣言
栗から生えた枝垂れ桜
切り株に置かれたキウイ
鈍いカヤネズミ
無頭の怪物を育てる
草刈り、あるいは強権台頭の阻止
刈刃
アカハライモリの青い尾
赤い蛙と緑の蛙
白い薊と黒い蛇
二百年の里山
対談 現在の里山を作る
チャチャチャーチャ・ボーボボ!
ニクメスに乾杯!
運のいい桑
穴だらけの世界の穴だらけのわたしたち