手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ / 青木真兵
手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ / 青木真兵
販売価格: 1,980円(税込)
商品詳細
19cm×13cm 256P
再入荷しました。
奈良県東吉野村にて「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開設、リトルプレス「ルッチャ」を発行し、ネットラジオ「オムライスラヂオ」での配信も続ける在野研究者、青木真兵による、「土着の知性」の可能性についての考察の記録。
市場原理主義や、社会に浸透する高度なテクノロジーによる管理化に飲み込まれず、地に足がついたまっとうな生き方をするためには、社会のなかでの「アジール(避難所)」を自分たちの手で確保することが必要ではないか。
共に「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を運営するパートナーの青木海青子や、栢木清吾、百木漠、藤原辰史、竹端寛、磯野真穂ら同年代の人文系研究者との対話の中で、あたらしい人文知が生まれていく。
―――
ぼくらの直感は合っていました。合っていたからと言って世界が劇的には変わるわけではないのだけれど、でももうちょっと、この「土着の知」とも言うべき人間の生き物としての部分を認めないと、ぼくたちは生き残ることができないのではないか。社会を維持することだってできないのではないか。本書は『彼岸の図書館』で言語化でき始めたこの直感を、同年代の研究者と共有し、意見交換した記録です。(「はじめに」より)
再入荷しました。
奈良県東吉野村にて「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開設、リトルプレス「ルッチャ」を発行し、ネットラジオ「オムライスラヂオ」での配信も続ける在野研究者、青木真兵による、「土着の知性」の可能性についての考察の記録。
市場原理主義や、社会に浸透する高度なテクノロジーによる管理化に飲み込まれず、地に足がついたまっとうな生き方をするためには、社会のなかでの「アジール(避難所)」を自分たちの手で確保することが必要ではないか。
共に「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を運営するパートナーの青木海青子や、栢木清吾、百木漠、藤原辰史、竹端寛、磯野真穂ら同年代の人文系研究者との対話の中で、あたらしい人文知が生まれていく。
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ぼくらの直感は合っていました。合っていたからと言って世界が劇的には変わるわけではないのだけれど、でももうちょっと、この「土着の知」とも言うべき人間の生き物としての部分を認めないと、ぼくたちは生き残ることができないのではないか。社会を維持することだってできないのではないか。本書は『彼岸の図書館』で言語化でき始めたこの直感を、同年代の研究者と共有し、意見交換した記録です。(「はじめに」より)