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往復書簡 きっとどこかへ流れつく / 武塙麻衣子、岸波龍
商品詳細
『驟雨とビール』『爽やかな茸』などの日記本を発表している武塙麻衣子と、文筆家、絵描きとして活動している岸波龍による、読むこと書くことを真ん中に置いた往復書簡。
「読んで、知らない景色や人や味や匂いを想像して頷き、怒り、悲しんで笑いたいです。 そして、本を閉じたときには読む前の自分とは決定的に何かが変わっている、けれど周りの誰にも気付かれることはないくらいの小さなズレを冬眠前のアナグマやリスのようにたっぷりとため込みたいなと思います。」
(武塙麻衣子)
「ぱっと軽く読めて心が軽くなるようなもの、小さくていい、小さいけれどなんか心に残りまた手に取りたくなるもの、そういう小さくて軽いものこそが今の世の中に本当は必要なんじゃないかと常々思っているんです。」
(岸波龍)
「手紙」という時間を含んだ応答によって生まれてくる二人の気づきや思索。相手のことを「知りたい」という想いからなされるやりとりは、端から読んでいてもとても心地よいものです。
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