XD MAGAZINE VOL.06 ISSUE OF PRESENT

商品詳細

29cm×21cm 144P

再入荷しました。

"日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン"として、毎号さまざまな動詞を特集テーマとして掲げていく雑誌『XD MAGAZINE』。

今号の特集テーマは「贈る」。

SNSやオンライン上でメッセージのやりとりがいつでもどこでも気軽にできるようになり、対面でのやりとりの機会が少なくなっている現在。日常的なコミュニケーションの環境が変化するなかで、何かを「贈る」ということは、相手に気持ちやメッセージを伝えるための普遍的な手段のひとつです。それは祝福や感謝を伝える特別な場面のプレゼントに限らず、ちょっとした差し入れ、友人にお気に入りのプレイリストを共有する、といったことも「贈る」行為として捉えられるかもしれません。

個人間に限らず、「贈る」ことは様々なかたちで社会のつながりを生んでいます。慣習や行事に倣った贈り物や挨拶状によるコミュニティの形成や、寄贈・寄付やアーカイブといった活動での文化の引き継ぎ、財産の共有や譲渡もまた「贈る」という行為から広がっています。

個人間のやりとりで築かれる関係性やそのメッセージ、社会のつながりをつくる文化や取り組みがもたらす豊かさを紐解きながら、「贈る」ことの意味を探っていきます。

巻頭インタビュー
のん(女優・創作あーちすと)

35人の贈り物
1-1 忘れられない贈り物
和田彩花、林央子、川良謙太、岨手由貴子、山口博之、手塚マキ、植本一子

1-2 自分へのご褒美
若林萌、haru.、広瀬陽、大前栗生、シャララジマ、ゆっきゅん、脇田あすか、藤原麻里菜

1-3 ささやかな贈り物
森祐子、せきしろ、田部井美奈、パリッコ、辻山良雄
(イラスト)宮岡瑞樹

2-1 わたしの定番品
谷尻誠、青野賢一、P(ぴぃ)、ソリマチアキラ、向井山朋子、江口宏志、木田隆子

2-2 つぎもの
上出惠悟、藤澤ゆき、冥丁

2-3 ことばを贈る
文月悠光、児玉雨子、川原繁人、しりあがり寿、枝優花

インタビュー
1:篠崎恵美(フラワークリエイター)

⁠2:森岡督行(森岡書店銀座店 店主)&野老山薫子(株式会社洋菓子舗ウエスト 取締役)

⁠3:比嘉夏子(人類学者)

⁠4:日本の贈る文化
折形:山口信博(折形デザイン研究所主宰)
結び:関根みゆき(「結 YUU」主宰)
熨斗:のし太郎(「熨斗の世界」主宰)

⁠5:
松岡市郎(東川町長 )&菊地伸(産業振興課 課長)
居酒屋「りしり」
北の住まい設計社 + ガージーカームワークス
織田憲嗣(椅子研究家)

コラム
1:小川安英(ギフトモール オンラインギフト総研 所長)

⁠2:吉田奈緒子(翻訳家)

往復書簡
玉置周啓(MONO NO AWARE/MIZ) & 長賢太郎(ファッションデザイナー)

創作企画
I have(not)lost it. 梶谷勇介(ライター)