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死のやわらかい / 鳥さんの瞼
商品詳細
栞(小冊子16p)付き
「死」を誰よりも愛し、向き合い、見つめ続ける歌人・鳥さんの瞼による第一歌集。
「……心をつくして死と向かい合い、命をかみしめ、生きていることを味わう。いつか必ずやってくる死をゆっくり受け入れるための心の器としての歌なのだろう。」
東直子(栞文より)
【収録歌より】
巻き貝のなかを明るくするように母は美大はむりよと言った
会うことのなかった四羽の心臓が一つに刺されて完成している
死ぬことが悲しいだけでなかったこと 落ちて初めて燃ゆ流れ星
100グラムあたり67円で飛ぶための筋肉が売っいる
ひらかれる時は明るい冷蔵庫 母は私の前でなかない
期限切れ卵がこんなに残ってて私は生きるつもりだったね
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