- ホーム
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 野に遺賢をさがして──ニッポンとことこ歩き旅 / 森まゆみ
野に遺賢をさがして──ニッポンとことこ歩き旅 / 森まゆみ
商品詳細
聞き書きの名手で文筆家の森まゆみが、日本各地を歩き、歴史や文化に深く根ざした人々との出会いを綴った紀行エッセイ集。
五日市で民衆の側から私擬憲法を夢みた深沢権八、理想の共同体をめざして宮崎に孤児院を開いた石井十次、鳥取で文化財保存と民藝運動を広めた耳鼻科医師・吉田璋也、宮沢賢治に学び雪深い新庄で農村運動と野外演劇に打ち込んだ松田甚次郎……立身出世にはつゆほども興味がなく、好きなことだけをし、誰かのために生きた人たち。
―――
なんでもない土地のように見えても歴史を持たない土地はない。
風光明媚な観光地ではないが、日本の各地には、豊かな文化を内包した場所が数々ある。
そして、そこには、都会では出会えない、型破りな人たちがいる。
立身出世に興味がなく、好きなことをし、誰かのために生きる……。
あえて地方に、地元に“残る”ことを選んだ人たちとの一期一会の旅の記録。
こちらもおススメ!
-
庭とエスキース / 奥山淳志
3,520円(税込)
21cm×15cm 288P 再入荷しました。 いなくなってしまった人のことを想う。多くの言葉を交わし、ともに時間をすごし、心に触れた(ような、気がする)人が、どう生きていたのかを。…
-
断片的なものの社会学 / 岸 政彦
1,716円(税込)
18.8cm x 13cm 244P 再入荷しました。 社会学者の岸 政彦が、路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ、街の人びとなど、様々な人から訊いた、それぞれの人生の断片。 特…
-
本のコミューン 対抗文化のイヴェント記録と通り過ぎた旅人たちの風 / ハーポ部長(編著)
2,200円(税込)
19cm×13cm 334P 2007年から2024年まで下北沢の路地裏にあった「対抗文化=カウンターカルチャー」を掲げたブックカフェ『気流舎』で企画・開催されたトークイベントの記録と、『…
-
小名浜ピープルズ / 小松理虔
2,530円(税込)
19cm×13cm 256P 東日本大震災と原発事故から10年。福島県いわき市出身・在住のライター、ローカルアクティビストの小松理虔が、魅力的な市井の人々の話を聞き、綴った、災害が絶えない世…
-
旅のたのしみ / 甲斐 みのり
1,100円(税込)
19cm×13cm 189P 全国各地の喫茶店やお菓子、郷土玩具やクラシックホテルなど、これまでにたくさんの素敵なものや場所を紹介してきた文筆家、甲斐みのりによる「旅」テーマに編纂したエッ…
-
旅の効用 人はなぜ移動するのか / ペール・アンデション(著)、畔上司(訳)
2,420円(税込)
19.6cm×14cm 351P 再入荷しました。 これまでインドを中心に世界中を旅してきたフィンランド人ジャーナリストが、自身の体験と、過去の小説や旅行記、思想、映画作品を参照しつつ、さ…
-
上林曉の本 海と旅と文と / 山本善行・編、 鈴木理策・写真
2,640円(税込)
19cm×13cm 240P 太宰治と同時期にデビューした作家・上林曉は、心を病んだ妻を見つめ、のちに脳溢血によって半身不随となったあとも、震える左手で小説を書き続けました。本書『海と旅と…
-
あいたくて ききたくて 旅にでる / 小野和子
2,970円(税込)
21cm×15cm 368P 再入荷しました。 民話採訪者・小野和子が、50年にわたり東北の村々を訪ね、一軒一軒の戸を叩いて乞うてきた「民話」と、語り手とのやり取りを綴った18話を収録…
-
忘れられない日本人 民話を語る人たち / 小野和子
3,520円(税込)
21cm×15cm 324P 再入荷しました。 前作『あいたくて ききたくて 旅にでる』(PUMPQUAKES/2019年)で「鉄犬ヘテロトピア文学賞」「梅棹忠夫 山と探検文学賞」を受…
-
『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー / 若林恵、畑中章宏
1,760円(税込)
17cm×10.5cm 208P 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアや復古主義に陥ること…