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小名浜ピープルズ / 小松理虔
商品詳細
東日本大震災と原発事故から10年。福島県いわき市出身・在住のライター、ローカルアクティビストの小松理虔が、魅力的な市井の人々の話を聞き、綴った、災害が絶えない世界に光を灯す、渾身の人物エッセイ。
東北にも関東にも、東北随一の漁業の町にも観光地にもなりきれない。東日本大震災と原発事故後、傷ついたまちで放射能に恐怖し、風評被害は受けたが直接的被害は少なかった、福島県いわき市小名浜。著者は、この地で生まれ育ち〈中途半端〉さに悶えながら地域活動をしてきた。当事者とは、復興とは、原発とは、ふるさととは――10年を経た「震災後」を、地元の人々はどう捉え暮らしてきたのか。
「ぼくらはみな、だれかの悲しみのよそ者だ。それでもなお、他者との間の線を手繰り寄せる。」
(本文より)
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