- ホーム
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 心はどこへ消えた? / 東畑開人
心はどこへ消えた? / 東畑開人
商品詳細
『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞をW受賞した気鋭の著者が「心とは何か」という直球の問いに迫る、渾身のエッセイ。
この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。
ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。
こちらもおススメ!
-
沈黙のちから / 若松英輔
1,430円(税込)
19cm×13cm 168P 自らの体験に照らしつつ、言葉の向こう側に広がる沈黙の意味に迫る、批評家、詩人の若松英輔によるエッセイ集。 言葉にならないものを「心の耳」で聴くために …
-
筆録 日常対話 私と同性を愛する母と / ホアン・フイチェン
2,750円(税込)
19cm×13cm 224P 消えゆく台湾土着の葬送文化<牽亡歌陣>を生業とし、同性愛者でありながら見合い結婚をして、酒乱でDVがひどい夫から二人の子供を連れて逃げた母。映画監督である著者は…
-
山學ノオト2(二〇二〇) / 青木真兵、青木海青子
2,200円(税込)
17cm×12cm 224P 再入荷しました。 奈良県東吉野村にて「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開設、リトルプレス「ルッチャ」を発行し、ネットラジオ「オムライスラヂオ」での配信も…
-
そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学 / カイ・T・エリクソン
2,640円(税込)
19cm×13cm 384P 「集合的トラウマ」に輪郭を与えたアメリカ社会学の古典、若き災害研究者、カイ・T・エリクソンによる著作が待望の邦訳。 1972年2月26日、大雨で鉱山ゴ…
-
ことばの途上 / 岩瀬崇
2,200円(税込)
21cm×15cm 234P 再入荷しました。 岐阜県郡上市の最奥に位置する集落、石徹白にある、対話や瞑想、食事や宿泊など、“時間”をあじわうための場「あわ居」を主宰し、書家、詩人と…
-
小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常 / 辻山良雄
1,760円(税込)
19cm×13cm 240P 荻窪の書店『Title』店主・辻山良雄が本を手渡し続ける中で思ったこと、考えたこと、感じたことを綴ったエッセイ集。 効率重視という名の不寛容な社会、コロナ…
-
動物たちの家 / 奥山淳志
3,080円(税込)
19cm×13cm 336P 再入荷しました。 当店のロングセラー『庭とエスキース』の著者で写真家の奥山淳志による待望の新刊は、自身と動物との関わりを綴った動物エッセイ集。 …
-
葬いとカメラ / 金セッピョル、地主麻衣子
1,980円(税込)
19cm×13cm 200P 再入荷しました。 お墓をテーマに映像作品を制作しているアーティスト・地主麻衣子と、自然葬を研究している文化人類学者・金セッピョルの発案で集まった、瓜生大…
-
庭とエスキース / 奥山淳志
3,520円(税込)
21cm×15cm 288P 再入荷しました。 いなくなってしまった人のことを想う。多くの言葉を交わし、ともに時間をすごし、心に触れた(ような、気がする)人が、どう生きていたのかを。…