- ホーム
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 新刊書籍・リトルプレス
- > 葬いとカメラ / 金セッピョル、地主麻衣子
葬いとカメラ / 金セッピョル、地主麻衣子
商品詳細
再入荷しました。
お墓をテーマに映像作品を制作しているアーティスト・地主麻衣子と、自然葬を研究している文化人類学者・金セッピョルの発案で集まった、瓜生大輔、川瀬慈、鄭梨愛、二藤建人、土居浩、堀田あゆみ、ハイン・マレー、門馬一平、山田慎也ら11名の研究者とアーティストがそれぞれの視点から見つめた「死」と「葬い」についてのディスカッションの記録。
壊される無縁仏、自然葬と家族の葛藤、葬儀を撮ることの暴力性、在日コリアンのお墓、研究映像とアート作品、簡素化される葬儀と、葬いの個人化…。対話を重ねていくうちに、葬いの儀式の現状の変化、現代社会が抱える問題点や、倫理観と信仰心の変遷、研究とアートの“嚙み合わなさ”など、答えのでないいくつもの問いが浮き彫りになっていきます。
とかく葬儀は、最も前例と常識が重視される場面でありながら、本来の意味は失われどんどん形骸化されつつあるようにも見えてしまいます。
そもそも葬いって誰のためのもの?今、「当たり前」とされていることは、どうしてそうなっているのだろう?
信仰や儀礼、ふるさとのことなど様々な事柄に密接にかかわっている「葬い」。これからの「葬い」の在り方について考えていくベースにしたい一冊です。
こちらもおススメ!
-
超二流の写真家 / 大竹昭子
990円(税込)
15cm×10cm 80P 随筆・小説・書評・写真論など文筆業のほかトークやリーディングなどノンジャンルで活動する作家、大竹昭子のセルフ出版「カタリココ文庫」。 本作は、写真家、荒木経惟の…
-
アースダイバー 神社編 / 中沢新一
2,420円(税込)
21cm×15cm 370P 再入荷しました。 特定の土地にぐぐぐっと深く潜って、その自然地形と、その上で展開されてきた精神活動や歴史とのつながりを探る、中沢新一 による“アースダイ…
-
二重のまち/交代地のうた / 瀬尾夏美
1,980円(税込)
19cm×13cm 256P 土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっているアーティスト、瀬尾夏美が、2031年の陸前高田市を舞台に、これまで出会ってきた人々をモデルに…
-
10年目の手記: 震災体験を書く、よむ、編みなおす / 瀬尾夏美、高森順子、佐藤李青、中村大地、13人の手記執筆者
2,090円(税込)
19cm×13cm 205P 再入荷しました。 東日本大震災から10年。これまで言葉にしてこなかった「震災」にまつわるエピソードを教えてください―ー。そんな問いかけから「10年目…
-
今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる / 畑中章宏
880円(税込)
17cm×11cm 112P 『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」を、現代の民俗学者・畑中章宏が紹介した宮本常一入門書。 「大…
-
WORKSIGHT 19 フィールドノート 声をきく・書きとめる Field Note
1,980円(税込)
22cm×25cm 128P 再入荷しました。 黒鳥社が編集・制作を担当する、「自律協働社会」という社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワー…
-
カメラを止めて書きます / ヤン ヨンヒ
2,200円(税込)
19cm×13cm 256P 『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』で知られる映画監督である著者が、自らの家族にカメラを向けた「家族ドキュメンタリー映画3部作」のビハ…
-
震災後のエスノグラフィ――「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ / 高森順子
4,180円(税込)
19cm×13cm 368P 再入荷しました。 阪神・淡路大震災の手記を集め出版してきた「記録しつづける会」の事務局長であり、アクションリサーチを通じて、災害体験の記録や表現をテーマに…
-
残らなかったものを想起する──「あの日」の災害アーカイブ論 / 高森順子・編
2,420円(税込)
19cm×13cm 448P 能登半島地震、東日本大震災、阪神・淡路大震災、御嶽山噴火…… 巨大災害が頻発するこの国では、防災、減災、命の大切さといった「残すべき目的」を掲げた「アーカイ…
-
地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録 / 鹿野桃香
1,000円(税込)
21cm×15cm 36P 再入荷しました。 2024年の元旦に起きた能登半島地震で被災した著者が、発災からの5日間を、日記と写真で記録した1冊。 その時とった行動、感じた恐…