筆跡をきく 手記執筆者のはなし

筆跡をきく 手記執筆者のはなし

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商品詳細

19cm×13cm 246P

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阪神・淡路大震災の経験を書き綴って来た6名の手記全てと、彼/彼女らへの1万字インタビューを収録した1冊。被災体験の手記はどのように書かれていたのか。書くという技術を身につけた人々の25年間。

インタビューでは、手記では綴られていないこと――たとえば、被災体験の手記は、どこで・いつ・どのように書かれていたのか。なぜ書こうと思ったのか。「書く」ことは自身にとってどういうことなのか。手記を書いたあとに何があったか。読み返してみて何を思うのか――が、さまざまな角度から語られています。不思議と、手記そのものとはまた違うお人柄が感じられて、手記がとても立体的に感じられます。

ともすれば忘れられてしまったり、些末であると思われてしまいがちな市井の人々の声は、だからこそ、わたしたちに普遍的な営みそのものの豊かさを教えてくれます。