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筆跡をきく 手記執筆者のはなし
商品詳細
再入荷しました。
阪神・淡路大震災の経験を書き綴って来た6名の手記全てと、彼/彼女らへの1万字インタビューを収録した1冊。被災体験の手記はどのように書かれていたのか。書くという技術を身につけた人々の25年間。
インタビューでは、手記では綴られていないこと――たとえば、被災体験の手記は、どこで・いつ・どのように書かれていたのか。なぜ書こうと思ったのか。「書く」ことは自身にとってどういうことなのか。手記を書いたあとに何があったか。読み返してみて何を思うのか――が、さまざまな角度から語られています。不思議と、手記そのものとはまた違うお人柄が感じられて、手記がとても立体的に感じられます。
ともすれば忘れられてしまったり、些末であると思われてしまいがちな市井の人々の声は、だからこそ、わたしたちに普遍的な営みそのものの豊かさを教えてくれます。
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海をあげる / 上間陽子
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迷うことについて / レベッカ・ソルニット
2,640円(税込)
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