ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家

ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家

販売価格: 3,520(税込)

商品詳細

28cm×18cm 152P

ガラス食器をめぐり、連なるひとひらのように。
画家の言葉がガラスを、ガラスが絵画を、そしてガラスと絵画が写真を生み、
展覧会が生まれ、見る人と対話が生まれていく。

2018年、スウェーデン在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子の発案で始まった、山野が作ったガラスの器を18人の画家が静物画に描く「Glass Tableware in Still Life」プロジェクト。本書は、広島市現代美術館で始まり、全国を巡回する展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」の公式図録。

古くから身近なガラスという素材を介して、さまざまな文化的背景をもつアーティストたちは、言葉と想像力を通じた対話を経て作品を制作した。そこから生まれたガラスの器と静物画を、写真家の三部正博が画家のアトリエで撮り下ろし、プロジェクトはアートブックとして結実。

図録のために撮り下ろした出品作品(絵画、ガラス、写真)の図版、全作品リストを収録するほか、山野のインタビュー、各会場のキュレーターによる論考、ガラス史の専門家によるコラムなど充実のテキストで、展覧会の全貌をまとめた。

宙吹きならではのわずかな歪みが美しいクリアーガラスの食器、それを受け取った画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真など、三者三様で表現され、それを見る人自身も、「ガラス食器」について無限の思いをめぐらせるような1冊。

◯参加作家
石田淳一 Junichi Ishida
伊庭靖子 Yasuko Iba
小笠原美環 Miwa Ogasawara
木村彩子 Saiko Kimura
クサナギシンペイ Shinpei Kusanagi
小林且典 Katsunori Kobayashi
田幡浩一 Kouichi Tabata
八重樫ゆい Yui Yaegashi
アンナ・ビヤルゲル Anna Bjerger
アンナ・カムネー Anna Camner
イルヴァ・カールグレン Ylva Carlgren
イェンス・フェンゲ Jens Fänge
カール・ハムウド Carl Hammoud
CM・ルンドベリ CM Lundberg
ニクラス・ホルムグレン Niklas Holmgren
マリーア・ノルディン Maria Nordin
レベッカ・トレンス Rebecka Tollens

山野アンダーソン陽子 Yoko Andersson Yamano