GREENISH BLUE,BLUISH GREEN / oono yuuki band
LP
10 Tracks
ギタリストoono yuukiを中心とした音楽集団 「oono yuuki band」による前作「TEMPESTAS」から11年ぶりのフルアルバム「GREENISH BLUE,BLUISH GREEN」のアナログレコード。
ーーー
この作品に収められている曲は2015年から2020年の間に作られました。
2013年にバンド活動を休止して、次に何をしようかと考えている時に心にスッと入ってきたのはペンギン・カフェ・オーケストラやエンニオ・モリコーネといったいわゆる室内楽的な音楽でした。
ですが元来パンクロックが好きな私は自分でそのような音楽を作りたい(作れる)とは思っていなかったのですが、ある時次のようなイメージがふと湧きました。
それは、どこかの室内で演奏している楽団がいたとして、その部屋の四方の壁がいきなりバタバタと倒れ、雷鳴轟く荒野に放り出されたとしたらどうだろう、というようなものです。
室外で演奏していたらそれはもう室内楽ではないかもしれませんが、そのようなイメージを一つの手かがりにして、今回のアルバムはできました。
『GREENISH BLUE,BLUISH GREEN』というタイトルは、緑と青の「あわい」のように、日常と祝祭の間だったり、中心と周縁の間だったり、都市と森の間の薮のような場所だったり、そんなところで鳴っている音楽がいいなと思いつけました。「荒野の室内楽」も、自分にとってはそんな音楽なんだと思います。
(oono yuuki)
10 Tracks
ギタリストoono yuukiを中心とした音楽集団 「oono yuuki band」による前作「TEMPESTAS」から11年ぶりのフルアルバム「GREENISH BLUE,BLUISH GREEN」のアナログレコード。
ーーー
この作品に収められている曲は2015年から2020年の間に作られました。
2013年にバンド活動を休止して、次に何をしようかと考えている時に心にスッと入ってきたのはペンギン・カフェ・オーケストラやエンニオ・モリコーネといったいわゆる室内楽的な音楽でした。
ですが元来パンクロックが好きな私は自分でそのような音楽を作りたい(作れる)とは思っていなかったのですが、ある時次のようなイメージがふと湧きました。
それは、どこかの室内で演奏している楽団がいたとして、その部屋の四方の壁がいきなりバタバタと倒れ、雷鳴轟く荒野に放り出されたとしたらどうだろう、というようなものです。
室外で演奏していたらそれはもう室内楽ではないかもしれませんが、そのようなイメージを一つの手かがりにして、今回のアルバムはできました。
『GREENISH BLUE,BLUISH GREEN』というタイトルは、緑と青の「あわい」のように、日常と祝祭の間だったり、中心と周縁の間だったり、都市と森の間の薮のような場所だったり、そんなところで鳴っている音楽がいいなと思いつけました。「荒野の室内楽」も、自分にとってはそんな音楽なんだと思います。
(oono yuuki)