DISTANT DRUMS / 濱田英明
25cm×25cm 264P
表紙2色
国内外、様々なシーンで活躍中の写真家、濱田英明による集大成的写真集。
村上春樹の旅行記「遠い太鼓」からタイトルをとった本作では、世界各国に濱田が訪れた際に出会った瑞々しいシーンが写し出されている。アートディレクションは、Studio journal knockの西山勲が手掛けている。
写真集「DISTANT DRUMS」に寄せて
トルコの古い唄の引用からはじまる村上春樹氏のエッセイが好きで、気が向いたときに読み返しています。本著のタイトルはそこからヒントを得ました。誰もが訪れる観光地でも息を飲むような絶景でもなく、忘れ去られてしまうような光景に日々の機微を垣間見たとき、心から愛おしいと感じます。これは簡潔に言うと旅先の写真ですが、テーマを旅ではなく光景との「距離感」としたのはそれが理由です。めくっているうちにどこかへ行きたくなる、というより「すでにそこにいるような」気分の本になるといいなと思います。
_濱田英明
表紙2色
国内外、様々なシーンで活躍中の写真家、濱田英明による集大成的写真集。
村上春樹の旅行記「遠い太鼓」からタイトルをとった本作では、世界各国に濱田が訪れた際に出会った瑞々しいシーンが写し出されている。アートディレクションは、Studio journal knockの西山勲が手掛けている。
写真集「DISTANT DRUMS」に寄せて
トルコの古い唄の引用からはじまる村上春樹氏のエッセイが好きで、気が向いたときに読み返しています。本著のタイトルはそこからヒントを得ました。誰もが訪れる観光地でも息を飲むような絶景でもなく、忘れ去られてしまうような光景に日々の機微を垣間見たとき、心から愛おしいと感じます。これは簡潔に言うと旅先の写真ですが、テーマを旅ではなく光景との「距離感」としたのはそれが理由です。めくっているうちにどこかへ行きたくなる、というより「すでにそこにいるような」気分の本になるといいなと思います。
_濱田英明