聴こえる、と風はいう / エレナ・トゥタッチコワ

聴こえる、と風はいう / エレナ・トゥタッチコワ

販売価格: 2,970円(税込)

21cm×15cm 112P
サイン本


再入荷しました。

人間としていかに世界を知覚し想像できるかを問いながら、歩き、考え、経験したことをドローイング、セラミック、言葉、映像、写真などの作品を通して表現するアーティスト、エレナ・トゥタッチコワによる作品集。

彼女のつくる時間は、多様なかたちを通って表れてくる。土を捏ねてはその息遣いに耳を澄ます、ノートとペンのあわいを走る線を辿る。歩きながら道の声を聴く、そうして地図を紡ぐ。

歩く、触れる、見る、描く、掘る、捏ねる、書く、聴く、拾う。世界の声に耳をすましながら、これらの日々の営みの中から生まれた、詩、エッセイ、写真、ドローイング、映像、セラミックなど、様々な作品を収録した1冊。


エレナ·トゥタッチコワ | Elena Tutatchikova
アーティスト
1984年、ロシア、モスクワ生まれ。京都市在住。
人間としていかに世界を知覚し想像できるかを問いながら、歩き、考え、経験したことをドローイング、セラミック、言葉、映像、写真などの作品を通して表現する。モスクワでクラシック音楽や日本の文学を学んだ後、2012年より日本へ渡る。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。博士(美術)。第38回写真の町東川賞 特別作家賞 受賞。「VOCA展2023」奨励賞 受賞。著書に写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』(torch press, 2016)、作品集『聴こえる、と風はいう』(Ecrit, 2022)。近年の主な個展に「Days With the Wind | 風の日は島を歩く」高松アーティスト·イン·レジデンス2020(女木島、高松市、2021年)、「道は半島をゆく」(知床半島内の複数会場、2018)、グループ展に「新しいエコロジーとアート」東京藝術大学大学美術館(東京、2022)、「開館20周年記念展 Flower of Life 生命の花」 ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2022)、「FACES」SCAI PIRAMIDE(東京、2021)、「Land and Beyond | 大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス(東京、2021)など。