你好小朋友別冊『遇⾒』/ 秋山亮二 Ryoji Akiyama

你好小朋友別冊『遇⾒』/ 秋山亮二 Ryoji Akiyama

販売価格: 3,300円(税込)

数量:
25cm×18cm  96P
你好⼩朋友三部作の全写真が載ったポスター入り


写真家、秋山亮二による写真集「你好⼩朋友DEAR OLD DAYS 三部作」を経て、出版された未発表作品集、你好小朋友別冊『遇見』。

三部作と異なるのは、写真に写っているほとんどの子どもがカメラに⽬を向けていること。これらは写真家の秋山亮二と子どもたちの出逢いの瞬間を物語っています。

また、この写真集の制作には、それ以外の多くの出逢いも生まれています。復刻版の発売当時、オンライン上で行われた複数の中国メディア共同による「写真集に写っている子どもを探すプロジェクト」によって、秋山氏は大人になった子どもたちと再会し、それはテレビのドキュメンタリーにもなり大きな話題となりました。撮影当時の小さな出逢いは、決してあの時だけのものではなかったのです。

一方で、80年代当時に撮影の旅を共にしたアートディレクター、中国撮影家協会のスタッフとも、秋山氏は30数年ぶりの再会を果たしました。本作には、その関係者たちのインタビュー、また撮影当時から現在までを傍らで見続けている秋山氏の娘、秋山都の寄稿文も掲載しています。


秋山 亮二 Ryoji Akiyama
1942年生まれ。東京都出身。父は写真家の秋山青磁。早稲田大学文学部卒業後、AP通信、朝日 新聞社写真部を経てフリーの写真家に。深瀬昌久、森山大道らとともにニューヨーク近代美術館の「New Japanese Photography」など国際展に参加。主に6×6版の二眼レフで人々の生活を撮影。ニューヨーク、インドネシア、中国など「旅する者の視点」から対象を淡々と捉えた作品を発表し独自の世界観を構築した。作品はニューヨーク近代美術館、東京都写真美術館、宮城県立美術館、呉市立美術館、川崎市市民ミュージアム、青森県立美術館などに収蔵。『你好小朋友』三部作以外の作品集に『津軽・聊爾先生行状記』(津軽書房)、『ニューヨーク通信』(牧水社)、『楢川村』(朝日新聞社)、『奈良』(游人工房)など。