さみしがりな恋人たちの履歴と送信 / 笠井康平
18cm×13cm 340P
「いぬのせなか座」メンバーのほか、「原稿料」や「契約(書)」について考えるメディア「作家の手帖」共同編集長を務め、『ユリイカ』『早稲田文学』『S-Fマガジン』など各誌で活躍してきた笠井康平による、待望の初作品集。
人々は変化するメディア環境のなかで、どのように自分のための物語をつくり、それを支えに生き、あるいは失敗してきたのか。中世の和歌文化から近代の歴史物語、近未来の観光・医療まで……なにより東日本大震災とコロナ禍のあいだにあったはずの「時代の気分」をめぐりながら、世代意識とリテラシーのへだたりをつなぎ直す、小説・詩歌・批評・日記などの形式を用いて編まれた画期的20編。
それ自体作品として読める全編自作解題(1.5万字)つき。
どうして、いつまで、どうやって、僕らは物語(おはなし)を作るのだろう。
いくつもの時代のカルチャーを経巡りながら、ささやかに失われてばかりの生と語りの歴史をかたる、言葉に恋する新時代の物語撰集。
「いぬのせなか座」メンバーのほか、「原稿料」や「契約(書)」について考えるメディア「作家の手帖」共同編集長を務め、『ユリイカ』『早稲田文学』『S-Fマガジン』など各誌で活躍してきた笠井康平による、待望の初作品集。
人々は変化するメディア環境のなかで、どのように自分のための物語をつくり、それを支えに生き、あるいは失敗してきたのか。中世の和歌文化から近代の歴史物語、近未来の観光・医療まで……なにより東日本大震災とコロナ禍のあいだにあったはずの「時代の気分」をめぐりながら、世代意識とリテラシーのへだたりをつなぎ直す、小説・詩歌・批評・日記などの形式を用いて編まれた画期的20編。
それ自体作品として読める全編自作解題(1.5万字)つき。
どうして、いつまで、どうやって、僕らは物語(おはなし)を作るのだろう。
いくつもの時代のカルチャーを経巡りながら、ささやかに失われてばかりの生と語りの歴史をかたる、言葉に恋する新時代の物語撰集。