Sunset / 石川竜一
24cm×17cm 32P
限定1000部(サイン、エディションナンバー入り)
常に新たな表現の可能性に分け入り、木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞を受賞するなど高い評価を得ている沖縄出身の写真家、石川竜一による写真集。
2024年、写真家・石川竜一は、韓国のソウル・ソンスドンの街で、その「壁」と出会った。
───
古い工場をリノベーションし、韓国最先端のファッション&カルチャーの拠点として生まれ変わった街・ソンスドン。新旧が交錯する街で、石川はレンガ造りの壁に木の枝が影を落とす夕刻のたった2時間、カメラを手に、道ゆく人を撮り続けた。
本作は、20世紀アメリカのドキュメンタリー写真を代表する写真家のウォーカー・エヴァンスが、
労働者を取り続けた「Labor Anonymous」にオマージュを捧げた作品である。
韓国最先端のファッションに身を包んだ若者、戦後を生き抜いてきた老人、軍服に身を包んだ青年たち─。石川の目を通して記録された、消費者としての現代韓国人の姿に、我々もまた、同じ壁の前を歩いていることに気付かされる。
『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』(2014)で、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した石川は、生まれ育った沖縄を拠点に作品を撮り続けている。2021年には、山に分け入り、自然の中で自ら狩猟し、食した生物の臓器を撮った『いのちのうちがわ』を発表。2022年には、それまでの集大成となる『zk』を発表した。
「絶景」から「zk(ゼッケイ)」へ。石川は言う。「『zk』は、写真を撮ることで見えてくる、自分の内側と外を分かつもの」である─と。故郷・沖縄を離れ、韓国で石川がみつけた「zk」とは何だったのか。
石川竜一が切り撮った“夕暮れのひととき”をご高覧ください。
限定1000部(サイン、エディションナンバー入り)
常に新たな表現の可能性に分け入り、木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞を受賞するなど高い評価を得ている沖縄出身の写真家、石川竜一による写真集。
2024年、写真家・石川竜一は、韓国のソウル・ソンスドンの街で、その「壁」と出会った。
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古い工場をリノベーションし、韓国最先端のファッション&カルチャーの拠点として生まれ変わった街・ソンスドン。新旧が交錯する街で、石川はレンガ造りの壁に木の枝が影を落とす夕刻のたった2時間、カメラを手に、道ゆく人を撮り続けた。
本作は、20世紀アメリカのドキュメンタリー写真を代表する写真家のウォーカー・エヴァンスが、
労働者を取り続けた「Labor Anonymous」にオマージュを捧げた作品である。
韓国最先端のファッションに身を包んだ若者、戦後を生き抜いてきた老人、軍服に身を包んだ青年たち─。石川の目を通して記録された、消費者としての現代韓国人の姿に、我々もまた、同じ壁の前を歩いていることに気付かされる。
『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』(2014)で、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した石川は、生まれ育った沖縄を拠点に作品を撮り続けている。2021年には、山に分け入り、自然の中で自ら狩猟し、食した生物の臓器を撮った『いのちのうちがわ』を発表。2022年には、それまでの集大成となる『zk』を発表した。
「絶景」から「zk(ゼッケイ)」へ。石川は言う。「『zk』は、写真を撮ることで見えてくる、自分の内側と外を分かつもの」である─と。故郷・沖縄を離れ、韓国で石川がみつけた「zk」とは何だったのか。
石川竜一が切り撮った“夕暮れのひととき”をご高覧ください。