Album, 1969–82 / Guido Guidi
30cm×24cm 160P
サイン入り:1000部限定
イタリア・チェゼーナ出身の写真家、グイド・グイディ(Guido Guidi)の作品集。
自身のアーカイブを整理するなかで、グイディはキャリア初期――とりわけ創作意欲に満ちた多作の時代――に制作されたネガやプリントを再発見しました。本書に収められたのは、白黒フィルムと小型カメラで撮影された1970年代の写真群。家族や友人、ヴェネツィア建築大学の同僚たちといった身近な存在を写す一方で、ぽつんと置かれた物、揺らぐ影、意味を含んだ記号、人けのない通りなど、断片的でときに抽象的なイメージも数多く収められています。
強いコントラストと大胆なフレーミングによって、これらの写真はドキュメントでありながら、きわめてグラフィカルで実験的な表情を帯びています。画面には、かつて添えられていたキャプションの痕跡や、かすれたメモ、過去の編集の名残も見て取れ、写真が辿ってきた時間そのものが刻み込まれています。
グイディは、当時いくつかのプロジェクトで用いていた「アルバム」というタイトル(ルイジ・ギッリの出版社「プント・エ・ヴィルゴラ」から刊行予定だった未完の企画を含む)をあらためて掲げ、新たな一冊として再構成しました。若き日の自由で瑞々しい感性と、長年の経験に裏打ちされた鋭く繊細な編集眼。その両方が交差することで、過去の作品は現在の視点から鮮やかによみがえります。
日常と奇妙さ、親密さと距離感、具体と抽象。相反する要素が静かに響き合いながら、本書は現代的な強度を備えた一冊へと結実しています。
グイディの制作の源泉に迫ると同時に、芸術と機能、写実とシュルレアリスム、真実と虚構のあいだを往還する写真表現の豊かさを体感できる重要作。写真史におけるグイディの歩みをあらためて見つめ直す、必携の作品集です。
サイン入り:1000部限定
イタリア・チェゼーナ出身の写真家、グイド・グイディ(Guido Guidi)の作品集。
自身のアーカイブを整理するなかで、グイディはキャリア初期――とりわけ創作意欲に満ちた多作の時代――に制作されたネガやプリントを再発見しました。本書に収められたのは、白黒フィルムと小型カメラで撮影された1970年代の写真群。家族や友人、ヴェネツィア建築大学の同僚たちといった身近な存在を写す一方で、ぽつんと置かれた物、揺らぐ影、意味を含んだ記号、人けのない通りなど、断片的でときに抽象的なイメージも数多く収められています。
強いコントラストと大胆なフレーミングによって、これらの写真はドキュメントでありながら、きわめてグラフィカルで実験的な表情を帯びています。画面には、かつて添えられていたキャプションの痕跡や、かすれたメモ、過去の編集の名残も見て取れ、写真が辿ってきた時間そのものが刻み込まれています。
グイディは、当時いくつかのプロジェクトで用いていた「アルバム」というタイトル(ルイジ・ギッリの出版社「プント・エ・ヴィルゴラ」から刊行予定だった未完の企画を含む)をあらためて掲げ、新たな一冊として再構成しました。若き日の自由で瑞々しい感性と、長年の経験に裏打ちされた鋭く繊細な編集眼。その両方が交差することで、過去の作品は現在の視点から鮮やかによみがえります。
日常と奇妙さ、親密さと距離感、具体と抽象。相反する要素が静かに響き合いながら、本書は現代的な強度を備えた一冊へと結実しています。
グイディの制作の源泉に迫ると同時に、芸術と機能、写実とシュルレアリスム、真実と虚構のあいだを往還する写真表現の豊かさを体感できる重要作。写真史におけるグイディの歩みをあらためて見つめ直す、必携の作品集です。
