北方なき南ホッポウナキミナミ アルド・ロッシとポルトガル建築に関する覚書 / ディオゴ・セイシャス・ロペス(著)、佐伯達也(訳)

北方なき南ホッポウナキミナミ アルド・ロッシとポルトガル建築に関する覚書 / ディオゴ・セイシャス・ロペス(著)、佐伯達也(訳)

販売価格: 880円(税込)

数量:
17cm×12cm 56P

従来の出版形態では埋もれがちな、短いけれども価値のある建築家による論考を、軽やかな手紙のような本として刊行していく「FORGET ESSAYS叢書」。

本作には、建築史家のケネス・フランプトンによって「我々のロッシの理解を変容させる非常に繊細で洗練された研究」(Domus 1014)として評価された『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』の著者、ディオゴ・セイシャス・ロペスによる論考を収録しています。

「建築は現実とその場所の無限の驚異を通り抜ける一瞬の通過の痕跡である」

革命の余波が残る一九七〇年代のポルトガルを訪れたアルド・ロッシ。 ミラの板張りの小屋、セトゥーバルの未完の集合住宅「バカリャウ」、 アルヴァロ・シザ、O・M・ウンガース、J・スターリングらが集ったサンティアゴの教訓、 そしてブラガに残る痕跡―― ロッシとポルトガルの束の間の出会いは、建築家の「場所」と「記憶」の概念を変容させていく。 『都市の建築』から『科学的自伝』へと至る思考の旅と南方への旅が交差し、世界劇場の「魔法のような旅」が新たな建築の条件を告げる。