上林 暁 傑作小説集 星を撒いた街 / 上林曉

上林 暁 傑作小説集 星を撒いた街 / 上林曉

販売価格: 2,420円(税込)

数量:
17cm×11.5cm 240P

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市井の、私の、小さな世界を端正な文章で描き続けた作家、上林曉。そのかなしくて、美しい小説世界。既刊の撰集、文庫本に収録されていなかった作品のなかから、八編を精選。

日常の何気ない情景や人々のささやかな感情を、繊細かつ温かな筆致で描き出し、読者の心に静かに沁み入る作品群。病や孤独、別れといった人生の陰影を扱いながらも、そこには人間への優しいまなざしが一貫して流れています。

日本近代文学の奥深さ、文学の静かな力を感じさせる一冊。


上林曉(かんばやしあかつき)
一九〇二年、高知県生まれ。本名、徳廣巖城(とくひろいわき)。東京大学英文科卒。改造社の編集者を経て、作家の道に進む。精神を病んだ妻との日々を描いた『明月記』(一九四二)、『聖ヨハネ病院にて』(一九四六)、脳溢血によって半身不随となった後に発表した『白い屋形舟』(一九六三)、『ブロンズの首』(一九七三)など、長きにわたって優れた短編小説を書き続けた。八〇年没。