わたしは きめた: 日本の憲法 最初の話 / 白井明大 、阿部海太

わたしは きめた: 日本の憲法 最初の話 / 白井明大 、阿部海太

販売価格: 1,650円(税込)

数量:
25cm×22cm  36P


再入荷しました。


日本国憲法の前文を詩人の白井明大が詩に訳し、画家・絵本作家の阿部海太が絵をつけた絵本。

だれもが自由で、健やかで、文化的に生きられる国にしよう、戦争をしない平和な国を築くんだ、という理想や決意、誓いや希望が、前文には満ちあふれています。そんな日本国憲法の前文を、やさしい詩のことばで、一人ひとりの「わたし」に、「あなた」に、伝えます。

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日本国憲法とは、この日本という一つの国のあり方を指し示すためのものですが、しかしながら白井さんの詩訳と共にその全文を読むと、そこに書かれた理念は「国」という枠組みを超えて、人ぞれぞれの出自や性差を超え、さらにこの星すらも慈しむような、輝かしい平和の世界を希求する強い決意に溢れていることがわかります。私は絵本の中で、その決意の先に生きるこどもたちを描こうと思いました。暖かな光の中、こどもたちが水や木々に囲まれながら伸びやかに生きる様を。その光景が眩しければ眩しいだけ、あの冷たく陰惨な戦争のこともそこに映るだろうと。もし戦争のない世界をこどもたちが生きるときが来たとして、それでも戦争が“なかった”世界というものはありません。そして同じく、これから決して戦争が“起こらない”世界というものもありません。希望を握り続けること。

この前文のように。その大切さが絵を通して少しでも伝われば嬉しいです。

(阿部海太)