沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ-  / 竹内万里子

沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ-  / 竹内万里子

販売価格: 3,630円(税込)

21cm×14.8cm 370P


写真・美術評論家の竹内万里子が、これまでに書いてきた志賀理恵子、鷹野隆大、鈴木理策、鈴木龍一郎ら12名の写真家、写真作品についてのテキストと、彼女が日本語版企画を手掛けた「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」についての制作ノートを併せて掲載した1冊。

眼前の世界に目を見開き、全身全霊で挑んできた写真家たちの軌跡を記し、語り、そしてともに対峙してきた竹内氏。「写真」によって生み出された切実な言葉たちが、この世界のあり様を暴いていく、スリリングなエッセイ集。


<目次より>

沈黙とイメージ

他者、距離、イメージ−−鷹野隆大
写真の白、鈴木理策の白
鈴木龍一郎のオデッセイ
Absence−−馬場磨貴
写真という生へ向かって−−志賀理江子
二つの極の間で−−十文字美信
見える傷、見えない傷ーー土門拳『ヒロシマ』と他者の痛苦をめぐって
建築の経験−−鈴木良
ここに、と彼女は言う−−志賀理江子
暗闇が導くもの−−オサム・ジェームス・中川
闇の先へ−−新井卓
Tryadhvan−−古賀絵里子

平木収さんのこと

ルワンダ・ノート